Handmade for Catsでは、
外観で見える部分(背面を除く)では、ネジを使用しないようにしています。
ネジ止めで作れれば、とても簡単なのですが、
やはり見た目が悪くなります。

例えば収納付きの猫のトイレカバー。
トイレを入れる部分の上に収納部分をのせて、接合します。
ネジ止めでしたら、順番にのせるたびに
ネジ止めしていけば完成します。
そうした場合、一番上の天板の部分にネジ穴をあけないといけなくなりいます。

天板に穴をネジ穴をあけたくないので、
上記の写真(下が天板で接合しようとしているのが、収納部分の側面)のように
ダボ接合しています。
ダボとは、木と木を接合するための丸い棒です。
ダボで木と木をつなぎ、接着剤で固定しています。

同じように、トイレを置く部分と収納部分を接合するのもダボ接合です。
ダボ接合は、ダボを入れる穴が上下共に同じ位置でないと
接合した時に板がずれてしまいます。
なので、接合する同士の位置を正確に測ってダボの穴をあけています。
ネジ止めに比べると、はるかに難しく手間がかかりますが、
見た目の出来が格段に違うので、そこはこだわっています。