現在3階建猫のトイレカバーを制作中。
制作過程をお客様に知っていただくために 、
ブログにもどんどんアップしていこうと思っています。
本日は、塗装前の組み立てを行いました。

猫のトイレカバーは、仕上がりが綺麗になるように
見える部分には釘を使っていません。
なので棚や天板をつける時には、
ビスケットジョイント加工をしております。
ビスケットとは何?という感じだと思いますが、
こちらがビスケットなるもの。
見た目確かにビスケットっぽいのでそこから名前が来てると思いますが、
ブナの圧縮材で、木材同士を接合するのに使われます。
ブナの木の圧縮材なので水分を含むと膨張し、
木材同士をがっちり繋ぎ合わせます。

こちらは天板部分。
専用の工具で穴を開けたところに、
ビスケットを入れて、接着剤を入れます。(仮組みなので、接着剤は入れてません)

天板の方にも接着剤を入れて、
ジョイントします。

棚の部分もこのようにビスケットでジョイントします。

接合後。
このように棚受けなどがないので、
見た目がとてもキレイに出来ます。

全体です。
見える部分には釘など使っていないので、
すっきりキレイに見えます。
釘を使っている部分は、底板と背面になります。
底板の部分もビスケットジョイント加工できますが、
廃棄する時に板が少しでも外せたほうが
再利用や軽くなるということもあるので、
ドライバーで簡単に外せるように釘を使っています。
廃棄の時には、
底板や背面、また扉などの金具などを外していただければ、
燃えるゴミとなります。
明日は組み立てをバラして、
研磨後に塗装となります。